今更なんだけど……
オイルランタンって
どんなのだっけ?
- オイルランタンってどう?
- 用途は何?
- 「デイツ78」て何?
- 暗くて使えないのでは?
わたくしクチバシ
キャンプ道具の中に
「オイルランタン」
は在りません
でもインスタやら
ヒロシさんの動画やらで
たびたび登場してくるので
ズーーーっと気になっては、いました。
そこで実際に購入し、
使って見ようという訳です。
自分と同様
購入検討されている方に
参考になるといいなと
結論、いや
「率直に感じたこと」を
先に言うなら。
現代において実用的ではないが、雰囲気を醸し出す最高のアイテム。
LEDランタン全盛期の今、
なぜオイルランタンが売れてるのか?
そんな理由と共にお話しして行きたいと思います!
ちょっと興味ある。
そもそもオイルランタンって何?
オイルランタンとは
灯油やパラフィンオイルなどを燃料として灯りをともす
ランタンのこと。
簡単に説明すると……
まあ、こういうイメージだ。
なるほどな。
芯が底にあるオイルを吸って
火が灯る構造でシンプル。
DIETZ(デイツ)78を買う
さて
オイルランタンを買うとして
どこのメーカーにするか?
そして
どんなオイルランタンが欲しいのか。
3つ考えた。
- ザ・定番
- 価格おさえめ
- 渋めの色
もっと、冒険しようぜ~
主にベランピングで使うから
シンプルなやつがいい。
インスタフォロワーさんの
ランタン特化アカウントを参考にさせてもらい
DIETZ(デイツ)と
FEUERHAND(フュアーハンド)
にたどり着いた。
どっち?
また、このタイミングで
新宿にある
「アルペンTOKYO」
に行く機会があり
ヒロシさんブースが
あるにもかかわらず……。
吸い込まれるように
直感で
デイツハリケーン
ランタン78
を購入!
決め手は
若干価格が抑えめな所と
カラーバリエーションが
豊富な所でした。
開封の儀
箱などありません
上部に段ボール巻
ビニールに包まれているだけ
「おおーっ!」
意外と質感がいいぞ。
色はオリーブを選択
付属品は取説と芯
無骨さが
なかなか良いね。
参考までに購入価格は
5,148円 でした。
オイルとプレメンテ?
実際に使用する前に
準備することがある。
準備?
自分なりに情報をあつめて
分かったのが
以下の3つ
- 何のオイル(燃料)を入れるか決める
- 芯のカット(調整)
- 可動部のチェック
燃料は何を入れる?
結論を言うと
パラフィンオイルか灯油だ。
Pオイル | 灯油 | |
コスト | △ | 〇 |
煤 | 出にくい | 出やすい |
匂い | 少ない | 灯油のそれ |
入手性 | アマゾンとか | 普段使用者なら◎ |
明るさ | △ | 〇 |
まあ、よく言われている
比較なんですが。
個人的見解として
コスト ⇒大した差でもない。
煤 ⇒調整方法で変わる。
入手性 ⇒どうにでもなる。
明るさ ⇒求めてない。
匂い ⇒ここは検討すべし。
求める事は
人それぞれ。
そして
今回購入したオイルがコレ。
「スターケロシン」
と表記されてます
高純度白灯油
灯油のことです。
わたくしクチバシ
灯油で行きます。
入れ物が欲しかったのも有り
購入しました。
匂いの件ですが
灯油の香り
特に嫌いでは無いため
デメリットにならず。
芯のカットが火の形を決める
次は芯のカットだ。
皆さんそれぞれ
芯のカット調整には
コダワリがあることでしょう。
なぜなら、カットの仕方で
炎の形が変わるからで、
オイルランタンの個性を
決める要素なのです。
早速やってみます。
購入時
ノータッチの状態
ぼさぼさ状態の芯
まずは
横方向に切り
先端をシャープにする
両端を切り調整
ほんの少しだけ
切るのがポイント。
いったん完成
可動部をスムーズにしたい
オイルランタンには
個体差があり若干、
引っ掛かりを感じるモノが
存在するようだ。
購入した個体も
少し引っ掛かりがあったので針金部分を調整した。
ホヤの土台部分と
芯の巻取り部分が
干渉。
動きが鈍く引っ掛かる。
M型の針金を
少し曲げて調整。
「知恵の輪」的に
この部分を外す事もできる
どうなった?
とてもスムーズに
動くようになり満足。
始めに「ガチャガチャ」
動かし構造を理解。
初めてさわる人に
アドバイス。
オイルを入れてしまうと
ひっくり返すとか
自由な動きが
出来なくなるので
先にいろいろ試すと
良いと思います。
いいアドバイス。
オイル(ケロシン)を入れる
オイルは
8分目以下で
オーバーフロー防止
ジョウゴとか
必須かも
こぼさないよう
安全作業で。
忘れては成らないのが
芯のオイル漬け
やらないと簡単に焦げる
お気づきだろうか。
この缶のプラ蓋
シンデレラフィットが
過ぎる!
計算して作っているのかな?
セット完了。
オイルがしっかり馴染んでる
※撮影の為に
芯を露出させてます。
点火!
火の形もイメージに近い。
安定というか安心
メリットとデメリット
ここでは
キャンプで使用する
照明器具として
オイルランタンを考察
してみる。
ライトの種類は多種多用。
思い付くだけでも
LEDランタン・ガスランタン・オイルランタン・電球・ロウソクなどなど
本当に多種多用だし、
技術やデザインも成熟してきてる感じ。
そもそも用途が違う
側面もあるが
代表的なLEDランタンと
マントルで灯すガスランタンとの比較をし
オイルランタンの
優れている所と
ダメな所を炙り出し、
なぜ売れているのかを考えてみる。
LED | ガス | オイル | |
明るさ | 明るい | 明るい | 暗い |
燃料 | 不要 | 要 | 要 |
準備品 | (電池) | ガス缶・ マントル | オイル |
サイズ感 | コンパクト | でかい | まあまあ |
手軽さ | ◎ | △ | △ |
価格 | ピンキリ | 高い | まあまあ |
ランコスト | 安い | 高い | 安い |
安全性 | ◎ | △ | △ |
雰囲気 | 発展中 | 良い | 神秘的 |
LED最強説。
そう、どこを切り取っても
LEDに軍配があがる。
特に安全性の面、
子供と一緒に行くキャンプでは重要
LED以外は、やけどの心配・注意が必要だ。
こうして見てみると
ガスランタンと
オイルランタン
性質が似ている。
しかし決定的に違うのが
明るさだろう。
料理を作ったり
テントサイトを照らすなどの
用途には十分でない。
確かに。
どうしても明るさが
必要な場面が多々あるのが
キャンプなのだ。
と、ここまでが
デメリットの話。
デメリットを凌駕する
メリットが
オイルランタンには
存在するのだ!
オイルランタンの明かり
ガラスの中でゆらゆら
他のランタンには無い
雰囲気がそこにあり
場の空気を一瞬で
変える力がある
ズ~~っと見てしまう
メリット 空気感・雰囲気を作り出し、キャンプサイトをデザインできる。
デメリット 実用的な「照らす」に関しては、暗い。現代のキャンプギアにおいては
満足度はどうか?
買って良かった
むしろもっと早く
買えばよかった。
ライト類って
重複アイテムな
イメージあるよね
そして、所有してみると
道具として大事にしたい
エイジングさせて行きたい
そんな気持ちになりますよ。
売れてるのも納得。
この記事が、少しでもお役に立てれば嬉しいです。クチバシ
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